用途別パンチングメタルガイド 転落防止用防護柵パネル編
転落防止用パンチングメタル
左画像は、大阪市営地下鉄鶴見緑地線の転落防止用防護柵パネルと
してパンチングメタルを全駅ご使用頂いた事例ですが、防護柵もパ
ンチングメタルもステンレスHLパネルで柵に縦補強が2本入って
いる箇所をパンチングメタルを通して見えないように余白を設け2
面抜き、所謂漢字の『目』の字を90度回転させたような抜き方に
なっています。ステンレス板に片面養生(SPV)して、余白をたくさんとりますので、歪む要
素が高いのですが、金型など、工夫を重ね最小限に抑えています。また中間の余白にも取付
穴をあけて、ビス止めして頂いていますので、取付後のパンチングメタルの歪はほとんど感
じられません。この事例は、板厚1.5Tで穴パタ−ンは、当社カタログNO.60の、6DX9
Pの60度千鳥配列です。手摺のページでも記載していますが、Wが約950mm位なので、
1.5Tの板厚位がちょうど良い大きさです。またステンレス材は特にパンチングメタル加工
時の傷防止にはる養生を両面に貼ると、表面の穴はダレ、裏面にはカエリが痛いほどでた
り、加工時にもいろいろな問題が出て抜けません。この事例は電車側には養生なく打ち抜か
せて頂いていますが、小傷はもちろんありますが、あまり見えません。もし手摺で両面見え
てきれいなヘア−ラインをお望みなら、大きめの穴でピッチをできるだけ離したパンチング
メタルしか対応できませんのでご了承ください。詳しくは当社営業部までお問い合わせくだ
さい。
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